■お布施とは?
葬儀を行う際のお布施とは、通夜と葬儀の「読経」と「戒名」に対して僧侶に支払う謝礼金のことです。これはサービス料金ではありません。
この額は、戒名によって、また宗派やお寺によっても違いがあります。一般的な家庭が、通夜・告別式(2日間)の仏式葬儀のお葬式をした場合、都内での平均的なお布施金額(読経と戒名の合計)はおよそ50万円程度と言われています。ただし、菩提寺がある方は、その限りではありません。
■菩提寺がある方
菩提寺(ぼだいじ)とは先祖代々の墓や位牌をおき、法事など、先祖のご冥福をお祈りするお寺の事です。お住まいの土地に菩提寺がある場合、お布施の金額は、その通例に従います。
■菩提寺がない方
分家されて菩提寺がない方は、お住まいのエリアやお客様の宗派、ご希望から、僧侶をご紹介致します。(
詳しくはこちらをご覧下さい。)
■戒名について
戒名とは仏教徒として生前に信者としての修行を積み、その証しとして頂く法名(宗教上の名前)の事です。仏教葬で葬儀を執り行う場合、僧侶によって故人に戒名が与えられるのが通例となっております。
戒名は生前の信仰の度合い等によって種類(名前の長さ)が異なります。本来、僧侶に任せるべきですが、ご遺族の意向が考慮される場合もあります。戒名の種類によってお布施の金額も変わってきます。僧侶にお渡しするお布施は、この「戒名」と「お経」の合計です。
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